今回は心理学史を取り上げます。
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心理学史の参考書としては、「流れを読む心理学史〔補訂版〕: 世界と日本の心理学 (有斐閣アルマ)」をおすすめします。国家総合職や家庭裁判所調査官補なら必ず読んでおくべきでしょう。
また、法務省専門職員・人間科学区分(矯正心理専門職/法務教官/保護観察官)や地方公務員の方も、公務員向けの教材だけではわからなかった場合の参照用参考書として、補助的に随時調べて確認する用途におすすめできます。
本書は、典型的で正統派の教科書です。こうした専門的な入門書の割には、初学者の方でも、読みやすいほうだといえます。
心理学史は、他の科目のあとで取り組むと楽しく感じる科目といえますが、最初に取り組むと退屈に感じることが多い科目と言えます。できれば心理学全般の参考書を固めたあとで着手すると効率よく学べるでしょう。