教員採用試験の参考書

今回は、教員採用試験の参考書を取り上げます。

(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)

教育答申、教育時事、教育用語集

教育答申、教育時事の参考書は、メイン教材と同じく必ず取り組むべき試験勉強といえます。教育用語集に関しては、人名・業績・出来事を結びつける理解の補助に随時使うべき必携の参考書といえます。

教育答申

教育答申の参考書としては、「時事通信出版局 試験に出る重要教育答申」が定番です。決して見やすく分かりやすい参考書とはいえないのですが、公文書の原文から実際の試験に出やすい部分を抜粋し、とてもしっかりと解説しています。これを、時事対策の参考書と併用すれば、教育時事の対策は十分かと思います。

教育時事

教育時事の参考書は、間違いなく「教員採用試験 速攻の教育時事」をおすすめします。筆記試験だけでなく、面接試験や論作文試験でも問われそうなテーマをしっかり押さえています。

この参考書も公文書の抜粋を掲載したタイプではありませんが、白書、答申、法改正を含む教育時事全般を一通り網羅した人気の時事対策教材です。先ほどの教育答申の参考書と併用することで、教育時事の対策は十分だと思います。

教育用語集

教育用語集は、実務教育出版の「教員採用試験 教職 基本キーワード1200」が、常に携行してサッと調べる参考書として最適ですし、非常に多くの受験生が用いている良書といえます。

論作文の参考書

教員採用試験の論作文試験の参考書としては、実務教育出版の「教員採用試験 教育問題の核心に迫る! 勝てる小論文・面接」は、企業研修や公務員試験で論文指導を手がけてきた東大卒/シカゴ大学大学院修了の元大手予備校講師、吉岡友治氏による教採向けの参考書です。

本書は15のテーマを取り上げており、非常に深い思考プロセスに加え、答案レベルも高度なものを要求しており、やや難解な記述も見られます。教員採用試験の論作文試験で満点を目指す方なら本書もありかと思います。

その一方、同じ実務教育出版の「教員採用試験 差がつく論文の書き方」は、定番中の定番として、真っ先におすすめできる良書です。毎年改訂されており、最新年度版の購入がおすすめです。

こちらは、教採における論作文の狙いや実際の書き方を説明し、実際の過去問をテーマ別に20以上取り上げ、課題文の構成例やポイント、合格答案例と受験生の答案例を掲載してそれぞれ詳しくアドバイスや添削例を掲載しています。

教員採用試験 差がつく論文の書き方」のほうが、実際の受験生が現実的に目指せる合格答案のレベルに即しており、バランスの取れた解説と豊富に掲載されたテーマで、これ1冊で教員採用試験の論作文対策は十分だろうと思います。

なお、「教員採用試験 差がつく論文の書き方」をやったが挫折したことがある方には、「手取り足取り、特訓道場 合格する論作文 時事通信出版局」をおすすめします。こちらも毎年改訂され、最新年度版が出ています。

こちらは、基本的な書き方を説明し、35のテーマの構成やポイントを指摘した参考書です。非常に簡潔な参考書であり、どんな課題にも対応する書き方を身につけるというよりも、とりあえず頻出テーマを一通りサッと理解するなら本書も選択肢になります。

ここまで3冊の参考書をおすすめしましたが、それぞれに特色があります。このなかでも、最もおすすめできるのは「教員採用試験 差がつく論文の書き方」であり、ある程度さまざまな課題に対応できる書き方を習得しつつ、頻出テーマの理解も出来るというバランスの良い良書だと思います。

この他、実は当サイトのリンクを経由して、「教員採用試験パーフェクトガイド 小論文編 学芸みらい社」という参考書もよく売れています。本書は、約150ページという分量の中に、教員採用試験の論文試験に特化したエッセンスが詰め込まれています。

この参考書は、教員採用試験の論文試験について、書き出し、本論、論文の構成、最新の課題など、非常にテクニカルなアプローチで、短期間で最低限の習得を目指す内容になっています。

教員採用試験パーフェクトガイド 小論文編 学芸みらい社」は、QRコードで得られる特典音声を聞きながら、セミナーのように論文対策が進められる参考書です。本書が売りにする「20日間」は無理かもしれませんが、これまで取り上げてきたさまざまな参考書が全く合わなかった方であれば、短期集中的に論文対策を行う用途におすすめできます。

面接試験/場面指導の参考書

教員採用試験の参考書のうち、「教員採用試験 面接試験の攻略ポイント 実務教育出版」は、個人面接、集団面接、集団討論、模擬授業、場面指導(ロールプレイング)、集団活動(グループワーク)など、あらゆる試験種目を取り上げ、受験生の間でも幅広く使われている定番参考書です。

本書は、非常にごく基本的な心構えや態度から噛み砕いて説明し、面接官がどこを見ているか、自己PRや志望動機はどうすべきかを踏まえ、40以上の想定問答例など、面接試験をメインにしつつ、その他の人物試験は攻略法と実際の流れを簡潔に説明した良書です。

教員採用試験 面接試験の攻略ポイント 実務教育出版」は、教採で面接試験が課される方なら真っ先におすすめできる人気参考書です。内容的には圧倒的に面接試験を想定した本で、他の試験種目は攻略法と流れを一通り解説した程度ですので、場面指導は後述する参考書の追加をおすすめします。

一方、同じ実務教育出版の「教員採用試験 面接試験・場面指導の必修テーマ100」は、題名こそ面接試験も入っていますが、内容的にはほぼ100%場面指導の参考書と言ってよい良書です。

こちらは「こんなことでは採用されない」という、教採の受験生向けに人物試験の準備を問い直す説明から始まり、場面指導で押さえるべきポイントやロールプレイング形式の要点・実際の流れも解説し、場面指導の100にのぼるテーマ別の詳細な解説を行っています。

教員採用試験 面接試験・場面指導の必修テーマ100」は、実践的な指導力を身につけるというコンセプトで一貫しており、教員採用試験で場面指導が課される方は必ずこなしてほしい必須のメイン参考書といえます。