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面接試験の基本とは
公務員試験に限らず面接試験であれば、服装・身だしなみ・言葉遣いといった基本的なことは、当然気をつけるべきことです。ここでは、公務員試験に特有の面接試験対策について述べたいと思います。
まず、試験を受ける先の公務員の仕事内容や特色について、特に地方公務員であれば、該当する自治体の人口や観光名所・特産品などを、公式サイトなどで調べておきましょう。
また、公務員では省庁再編や市町村合併などで仕事の幅が広がった職種もあるでしょう。志望先の公務員として自分は何がしたいのか、ある程度明確に答えられるようにしておきたいものです。
公務員試験・面接のポイント
国家公務員・地方公務員問わず、最も多く聞かれるのは、以下の4点です。
- 自己紹介
- 大学(高校)で何をしていたか(クラブ・サークル・部活・生徒会活動など)
- なぜこの公務員を希望するのか(志望動機)
- この公務員になって、どんな仕事をしたいのか(配属希望)
公務員の面接試験では、自分の答えに一貫性があると高い評価が得られやすいと思います。例えば、福祉関係の部署に配属希望の方であれば、自己紹介や学校での活動で手話や介護といった活動をアピールできれば理想です。また、国際交流や観光といった部署を希望の方は、語学力や歴史・自然に関わるボランティア活動に触れることが出来ればベストです。
ただし、公務員の面接試験では絶対に嘘をついていけません。自分について無かったことをアピールすれば、合格しても入庁後必ずツケが回ってくることは覚えておいてください。
公務員試験では、民間企業の面接試験と異なり、過剰なアピールは必要ありません。特に自分にアピールすることが無くても、手堅い応答が出来れば十分に評価されるのが公務員試験の面接です。
面接試験の面接カード
公務員試験の面接カードは、公務員試験によっては当日記入する場合があります。(あらかじめ記入しておく場合もあります)
公務員試験の面接カードはスペース一杯に書く必要はありません。文章の量より要点を絞った分かりやすい記述が大切です。もちろん、字の間違いなど論外です。
また、当然ですが面接カードに書いたことから質問されることを想定しておきましょう。そしてそれらに対応した答えも用意しておきましょう。
公務員試験の面接試験について、決して嘘をついてはいけませんと申し上げました。それは、面接カードについてもいえます。