公務員試験は、独学でも合格できる試験です。なぜなら、独学であれ、公務員の受験講座や通信教育などを利用する場合であれ、公務員試験は「過去問を徹底攻略する」ことで、合格することが可能な試験だからです。
公務員試験は、毎年一定の人材を安定的に確保することが目的です。このため、その採用試験も、年度によって大きなバラツキが無く、試験ごとの難易度や頻出項目が大きく変わらないという傾向が見られます。
つまり、公務員試験の合格を目指すなら、その志望先に応じて、過去問を徹底的に攻略することが近道だと言えます。現在は、独学であっても、十分に公務員試験に合格できる、より良い参考書や問題集が、数多く市販されています。
公務員試験は、適切な参考書で適切に勉強すれば、誰でも合格できる採用試験だと思います。実際に、多くの受験生が、市販の教材を使って、独学で合格しています。
公務員試験の独学合格を目指す参考書
公務員試験の参考書では、「過去問集」という、過去問をベースにした教材が、各社から出ています。これは、科目別・分野別に出版され、一通りの試験範囲を、初学者でも本試験の合格レベルまで1冊で済ませられる、メイン用途の教材です。
過去問集は、簡潔なインプット部分と過去問演習がセットになった一体型教材です。インプット部分で要点を頭に入れつつ、過去問演習で実際の問題を解く力を鍛えることで、独学でも十分に公務員試験の合格を掴むことができます。
過去問集は、教養試験(基礎能力試験)なら、総合職、一般職、行政系、事務系、専門職、理系公務員(技術職)、福祉系・心理系、警察官、消防官の公務員試験において、ラインナップが全て揃っています。
また、専門試験についても、総合職、一般職、行政系、事務系の方には、過去問集が一通り揃っています。その他の職種・区分の方の専門試験は、過去問集ではありませんが、実際の過去問をベースにした優れた教材が十分に出回っています。
現在では、独学でも十分に通用できるだけの、公務員試験の教材がたくさんあります。その中には、良いものもあれば、そうでも無いものもありますし、使い方一つで良くも悪くもなるものもあります。
当サイトでは、こうした点も留意しつつ、独学で公務員試験の合格を目指すことを想定して、試験ごとにより良い参考書を取り上げています。